わが家のネコたちは、普段はそれぞれ居心地のよいところでゴロゴロしています。
日当たりのよいところだったり、風通しのよいところ、少し暑くなるとひんやりするところ。
寝心地のよいソファ、人の近く、窓際に置いてある眺めのよい猫ベッドなどなど。
そして、ときどき甘えにきます。
おなかがすいたよ、とご飯の催促にもきます。
そんな、べったりでない距離感が、私にとっては心地よいのです。
ネコさんのほうもきっと構われすぎるのはイヤで、適度にほったらかされて、適度に構ってほしいのじゃないかなと思います。
イヤなときは、ちゃんと意思表示します。しつこいなー、もう、みたいに。
人間同士の関係も、私は少し間のある距離感が好ましいです。
心理的だけでなく身体的にもそうで、スキンシップは苦手派。
ということに気づいたのは中学生のときで、仲良くなった友だちがべたべたしてくるのに戸惑い、どうしていいかわからなかったことを覚えています。
今では人生の経験値も増え、どのような方ともおつきあいはできますし、おつきあいしないという選択肢も選べます。
心地よい距離感というのは人それぞれなので、相手に私の距離感を押し付けることはしません。
そして、相手の距離感を押し付けられることもしません。
そこは折り合いということもあります。
人間関係にお悩みやストレスのある方は、相手との距離の置き方を変えてみるのもおすすめです。
なかなか距離感がつかめない、という方は、心の中で自分と相手の境界線を持つというのもよいと思います。
自分は自分、相手は相手、ということをはっきりしておけば、多少距離が詰まったり離れたりしても大丈夫と思えます。
心地よく過ごすには、ほどよい距離感が大切です。
あなたは、どのくらいの距離感が心地よいですか。