シンプルに生きる

シンプルに生きる

清々しい響きですね。

ではさて、何をシンプルにしていましょうか。
暮らし、人間関係、考え方、など。

コツがあるとしたら、
自分にとって今不要と思うものやそぐわないと思うものは手放す、入ってこないようにするということでしょうか。

これは案外 言うは易く行うは難し です。
意識していないと、ついつい取り込んで溜め込んでしまいます。

取捨選択ができないと止まってしまいますし、嫌、いらない、ノーと言えないとできません。

慣れが必要かもしれません。
スモールステップで、まずは選択したり手放したり、取り入れないことに抵抗の小さいものから行ってみるのがおすすめです。

最初は違和感や後ろめたさがあるかもしれませんが、そのうち慣れるものです。
そして、シンプルな空間や状況の心地よさを実感すると、その次を行いやすくなります。

ただし、手放さないといけない、取り入れてはいけない、というガチガチのべきねばにしないようにしてくださいね。

暮らし

暮らしといっても範囲が広いですので、まずは自分のお部屋に目を向けてみましょう。

今、お部屋にいる方は周りを見回してみてください。
・必要なものが所定のところにありますか?
・気が流れていますか?
・居心地がよいですか?

物が少ないほうがシンプルに思えますが、必要なものが必要なときにすぐ使えるようになっているかに注目してみましょう。
ものがゴチャゴチャ置かれているようでしたら、不要なものは捨てませんか。
いつか使うかも、まだ使えるから、と思いがちですが、使えるものと使うものは違うのです。
今使わないものは手放しても大丈夫です。

また、今の自分にふさわしいもの、という基準で考えるのもよいでしょう。
必要なもの、自分にふさわしいもの、使うもの、を使いやすい場所に置くことで、お部屋の居心地がよくなります。
それらを所定の場所に置くことを心がけていれば、どこに置いたかと探すことがなくなりますので、余裕につながります。

お天気がよい朝は窓を開けて、空気を入れ換え、風を通しましょう。
少しの時間でもかまいません。
夜はゆっくり、ゆったり過ごす部屋ですが、朝に空気を入れ換えることで元気、やる気、活気という見えない「気」が整います。気が整うとすっきりと心も伸びやかになります。

人間関係

家族、学校、会社、近所、趣味のグループなど、たくさんの人と関わって生きています。
たくさんの人と関われば、苦手な人もでてきます。
みんなに好かれたい、うまくつきあいたいと思うかもしれませんが、たぶんそれは難しいです。それにこだわりすぎるとストレスにつながります。

人間関係で悩んだときは、
・相手の人とどのような関係でいたいか
を自分の心に問いかけてみます。自分がどうしたいか、です。相手にどう思われるかは横に置いておきます。
このままの関係でいたいのか、距離を置きたいのか、自分の心に聞きましょう。

もし、距離を置きたいと思ったら、気の乗らないお誘いは断ってもよいのです。断ることに慣れていないと断ること自体がストレスになるかもしれませんが、スモールステップで、自分の中でハードルの低いと思うことから始めてみませんか。

あえて嫌われる必要はありませんが、相手に好かれようと過度に気を使うこともいりません。
相手にどう思われるか気になるときは「こだわらない」と心の中でつぶやいてみてください。

考え方

考えすぎて決断できない、いつも複雑に考えてしまう、など考え方にも人それぞれ癖があります。

シンプルに考えたいときは、次のことを意識してみませんか。

・ 自分の信念に沿う。
・「今」「ここ」にフォーカスする。
・ 自分が基準。人と比べない。
・ とらわれない。

そして、心に聞いてみることもおすすめします。
この場合、「考える」のではなく「感じる」ということです。
思考はコントロールできますが、感情や感覚はコントロールできません。
心地よく感じるほうを選んでいくというのもシンプルな考え方の一つです。


シンプルに生きようと思ったら、できることから行ってみてください。
いきなり大きく変えようとすると抵抗が起きてうまくいかないときがあります。
小さな変化の積み重ねが、いつかそれが当たり前になります。

シンプルを心がけて心地よく過ごしたいですね。

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